こんにちは!
広島のゴルフバー ペブルビーチです。
メスカル 『デルンベス オアハカ』入荷しました。
メスカルってお酒をご存知の方はまだまだ少ないと思いますが、メキシコのとっても美味しいお酒なんですよ。
メスカルはテキーラの母とも言われていて、
テキーラはアガベの中でもブルーアガベのみが原料として、使用を義務付けられているのに対して、メスカルは52種類のアガベを使ってオッケーです。
1994年に原産地呼称が始まって、
メキシコの9州
(オアハカ州、ゲレロ州、プエブラ州、ミチョアカン州、グアナファト州、サンルイスポトシ州、タマウリパス州、サカテカス州、ドゥランゴ州)が産地となっています。
使えるアガベの数が多いのでアガベによる味の違いも楽しめますよね。
メスカルの1番の特徴といえば『スモーキー』さです!
アガベを加熱する際、テキーラは蒸気窯で行われることが多いのに対して、
メスカルは直火で蒸し焼きにしていることがほとんどです。
何かに似ていると思いませんか?
そう!アイラ島のウィスキーです!
アイラ系のウィスキー(ラフロイグ、アードベック、ボウモアなどなど)は発芽した大麦を乾燥する際、ピートを使用して乾燥させることにより独特なスモーキー感がウィスキーに出ますよね。
よく正露丸の匂いだなんて言われますが、とてもスモーキーで当店でも好んで飲まれる方が多くいらっしゃいます。
メスカルはこのスモーキー感が個人的には一番美味しいところだと思っています。
加熱されたアガベはタオナという石臼で搾汁されその時出た繊維と共に発酵され、薪で火をつけた蒸留器で蒸留されます。
昔ながらの製法で少量生産されていることが多いです。石臼も馬がひいていたり。。
有名なメスカルではグサーノロホという中に芋虫が入っているものもあります。
高い度数を証明するために入れていたとも言われています。最後の芋虫が当たったら幸運になれるという話も笑。
このデルンベスというメスカルはエスパディンというアガベの品種を70%、高額なアガベのトバラを30%使用しています。
発酵する際にメスカルの場合は野生の酵母で発酵することが多いですが、一部プルケというメキシコに昔からあるアガベの醸造酒も加えているそうです。
世界的にメスカルはブームが来ていて、メスカル専門バーなどもあるくらいです。
スモーキーなウィスキーが好きな方は新しい世界としてメスカルを飲まれることを強くお勧めします!
スモーキーなメスカルハイボール是非飲んでみてください(^^)